どうも、やすです。
以前、お客様に言われた事がありまして、
そのお客様は1,5~2ヶ月のペースで定期的に来てくれるお客様で、いつもカラーとカットをされていきます。
カットが終わり、カラーもいつも通りリタッチ(伸びたところを染める)。
カラー剤の放置も済んでやすが普段通りシャンプーしたんですが、そのシャンプーのあと、
「シャンプーでモコモコに泡立てるの、どうやってるんですか?」
やすとしては、普段通りシャンプーしただけだったので、話を理解するまでに少し時間が掛かりましたw
要するにそのお客様は普段、自分でシャンプーする時はそんなに泡が立たないそうなんです。
それを聞いて、
と思ったので、今回は正しいシャンプーのやり方を解説してみようと思います。
シャンプーの話
正しいシャンプーのやり方は次の3ステップです。それが、
- 予洗い
- 本洗い
- すすぎ
1:予洗い
まず1つ目にしてシャンプーで一番大事な工程がこの「予洗い」になります。
予洗いとは簡単に言えばシャンプー剤を付けて頭を洗う前の下準備なのですが、下準備だからと言って甘く見てはいけません。
美容師を始めたての私の話になりますが、この予洗いのことを軽く考えていました。
約6年務めた今となっては、予洗いの重要性が理解できていますが・・・
予洗いのやり方としてはすごく簡単で、温水で髪の毛をしっかり濡らしてください。
もう一度言います。
温水で髪の毛をしっかり濡らしてください。
しつこいぐらい流してください。
やり過ぎじゃね?って思うぐらい流してください。
目安としては1分半~2分ぐらい流すイメージです。
この予洗いをしっかり行うことで、頭皮や髪の毛に付いた汚れ、ホコリ、チリなどはある程度落ちますし、(約70%程は落ちるといわれています)
この後のシャンプー剤を付けた時の泡立ちの良さが変わってきます。
なのでシャンプーをする前の温水で流す作業は「しっかり、入念に」行いましょう。
2:本洗い
さて予洗いが十分に行えたら今度はシャンプー剤を付けての「本洗い」になります。
シャンプー剤を付ける前提として(トリートメントなどでもそうですが)、
たくさん付ければ良いってものではありません。
- ショート(肩より上)→0,5~1プッシュ
- ミディアム~セミロング(肩ラインぐらい)→1,5~2プッシュ
- ロング(肩より下ぐらい)→3プッシュ
泡の立て方のポイントとしては、最初から頭皮に付けるのではなく、まずは毛先につけて、一旦泡立ててください。
毛先でしっかりと泡を立ててから、その泡を頭皮に移していく様にするとまんべんなくシャンプーが行き渡ると思います。
洗い方は、がしがしと強くこすったり、爪を立てて洗うのはNGです。頭皮を傷付けたり、抜毛や切れ毛の原因になります。
優しく(頭皮を)揉むように洗うのが良い洗い方です。
指の腹を使って頭皮を動かすように洗いましょう。耳の裏などは洗い残しやすい場所なので忘れずにしっかり洗いましょう!
ちなみに、こちらの記事では頭皮の柔らかさを調べて将来薄毛になりやすいか、なりにくいかチェックする記事を書いています。
3:すすぎ
しっかりと優しく洗えましたでしょうか?
最後の工程、「すすぎ」です。
1:予洗いでもお伝えしましたが、温水で流す作業は「しっかり、入念に」行ってください。
特にシャンプー後のすすぎはしっかり流さないと頭皮に残って臭いの原因になったり、毛穴に詰まって薄毛・抜毛の原因になったり、皮膚に付いたままだと肌荒れの原因になったりと悪い事尽くしなのですすぎは「しっかり、入念に」行ってください(´∀`)
目安としては、予洗いの時間1分半~2分ぐらいにプラス30秒~1分ぐらい流してください。
2:本洗いのときにも触れましたが、耳の裏は洗い残したり、流し残ししやすい場所なので、
流したい方の耳とは反対の手(右耳なら左手、左耳なら右手)で耳裏を搔くように流すとよいです!(この時もがしがし強くこすったり、爪を立てるのはNGです!)
まとめ
- シャンプーで大事な工程は予洗い、本洗い、すすぎ
- 予洗いはしっかりと(1分半~2分程)
- 本洗いは強くこすったり爪を立てずに優しく揉むように
- すすぎもしっかり(2分半~3分程)
- シャンプーの流す作業はすすぎ残しがない様に
今回の記事で私が普段、仕事中や自分の頭を洗うときに行っているシャンプーの方法を解説してみました。
最後に参考になるか分かりませんが、こんな感じでシャンプーすれば良いよっていう動画をお送りして終わりにしたいと思います。