あなたは縮毛矯正、もしくはストレートパーマをかけたことがありますか?
この二つのメニューは大体の美容室で行われていますが、明確な違いが表記されていないのも事実です。
今回はこの「縮毛矯正」と「ストレートパーマ」の違い、
またはどちらのメニューがあなたに合っているのかなどについて解説していこうと思います。
目次
縮毛矯正とストレートパーマの違い
簡単に説明します。
アイロン処理をするか、しないか
以上です。それでは次に(ry
というわけにもいかないので、順を追って説明していきますw
それぞれ二つの定義
- 縮毛矯正
縮毛矯正(しゅくもうきょうせい)は、本人が生まれ持った縮毛をほぼ完全に直毛の状態に固定する美容技術の一つである。
- ストレートパーマ
ストレートパーマは、パーマネントウエーブ(パーマ)の技術で扱う化学反応を利用して、ウエーブスタイルをストレートスタイルに移行する技術の呼び名。
・・・うん。
まず一般の人が読んでもよく分からないですね^^;
注目すべきところはこちらです。
- 縮毛矯正→「生まれ持った縮毛をほぼ完全に直毛の状態に固定」
- ストレートパーマ→「パーマネントウエーブ(パーマ)の技術、ウエーブスタイルをストレートスタイルに移行」
ここを理解できれば二つの違いはすぐ分かります。
一つずつ分かりやすく解説していきますよ!
縮毛矯正の特徴
生まれ持った縮毛(ちぢれている髪の毛のこと)をほぼ完全に直毛の状態に固定
この「ほぼ完全に」と「固定」がポイントで、「ほぼ完全、固定」という言葉通り縮毛矯正をかけた髪の毛はストレート(真っ直ぐ)になります。
この固定の強さが縮毛矯正の一番の魅力、特徴になります。なんていったって「固定」ですからね。
例えば髪の毛が湿気を吸おうが、雨に濡れようがお構いなしで真っ直ぐです。
「湿気った?濡れた?そんなの俺には関係ねぇぜ!俺はずっと真っ直ぐで居続けるんだぜ!」
と、言わんばかりです。
ストレートパーマの特徴
パーマの技術でウェーブスタイルをストレートスタイルに移行
ストレートパーマは名前の通りパーマでストレートにする技法です。
パーマでストレートにするので縮毛矯正と比較するとストレート感は弱め。
ストレート感が弱いストレートパーマなので、伸びるクセと伸びないクセがあって、そのクセ毛が伸びるか伸びないかは実際にかけてみないと分からないのが現状です。
さらにパーマ(ストレートパーマ)をかけたことがある方は分かるかもしれませんが、
ストレートパーマは縮毛矯正と違ってストレートがとれてきます。
縮毛矯正は直毛の状態に「固定」に対し、ストレートパーマはストレートスタイルに「移行」ですからね。
ここまで聞くとあまりメリットがなさそうなストレートパーマですが、なぜストレートパーマをかけるのかというと、
- パーマのウェーブを落とす
- ボリュームダウン
- 縮毛矯正ほどストレートにならなくて良い
この3点がメインになります。
1:パーマのウェーブを落とす
ウェーブのパーマもストレートパーマもどちらも「パーマ」ですので、ヘアスタイルの切り替えが可能です。
一つ注意してほしいのが、
- 「ウェーブパーマ←→ストレートパーマ」
このヘアスタイルの切り替えは可能ですが、 - 「縮毛矯正→ウェーブパーマ」
このスタイルチェンジはハッキリ言ってオススメしません。
縮毛矯正の特徴でも触れましたが、矯正は髪の毛が「固定」されてしまうのでヘアスタイルのチェンジが難しいです。
仮に縮毛矯正をかけている髪の毛にウェーブのパーマをかけても要所要所でかかり具合に差ができてしまうか、最悪かかりません。
なので縮毛矯正→ウェーブパーマは基本的にはオススメしませんがどうしてもかけたい、ストレートに飽きた!という場合は同じ矯正剤を使ってかける「デジタルパーマ」が良いでしょう。(髪の毛が傷むことは覚悟しておいてください)
デジタルパーマと通常のパーマの違いを書いた記事がありますので、参考までにどうぞ。
2:ボリュームダウン
縮毛矯正ほど髪の毛を真っ直ぐにさせる効力はありませんが、ストレートパーマをかければある程度髪の毛のボリュームを抑えることができます。
髪の毛が膨らむのが気になっている方はストレートパーマで十分な場合もあるかもしれません。
3:縮毛矯正ほどストレートにならなくて良い
縮毛矯正はかければ本当に真っ直ぐになるので、このいかにも「かけてきました感」が嫌な人もいます。
自然なまっすぐ具合がいい方はストレートパーマをおススメします。
一番の違いのアイロン処理について
縮毛矯正orストレートパーマは最初につける薬(1液)で髪の毛を柔らかい状態にして、2回目につける薬(2液)でクセを伸ばした状態をキープするという作業をしています。
矯正はこの1液と2液の間にストレートアイロンで真っ直ぐにしてから2回目の薬をつけることでかけた髪の毛が半永久的にストレートを保つことが出来ます。
縮毛矯正とストレートパーマの簡単な覚え方
ここまでで二つを分ける情報が整理できましたのでまとめてみます。
- アイロン処理→する
- かかり具合→強
- 持ち→高
- ヘアスタイルチェンジ→難
- アイロン処理→しない
- かかり具合→弱~中
- 持ち→弱~中
- ヘアスタイルチェンジ→易
このように覚えておくと分かりやすいと思います。
まとめ
それでは縮毛矯正とストレートパーマのそれぞれの特徴と、どういった方にオススメなのかです。
縮毛矯正
- アイロン処理をするのでストレートが半永久的に持続する
- 矯正をかけたところは(切らなければ)まっすぐのまま
- 半永久的に持続するのでヘアスタイルのチェンジが難しい
縮毛矯正はこんな方にオススメ
- 湿気や濡れたりしても気にせずストレートにしていたい方
- かけた部分がとれずに長持ちした方がいい方
ストレートパーマ
- アイロン処理をしないのでかけたところは次第にとれてくる
- クセを真っ直ぐにするというよりはクセを緩やかにする
- かけたところは徐々にとれてくるため、ヘアスタイルのチェンジがしやすい
ストレートパーマはこんな方にオススメ
- まっすぐにするというよりはボリュームを抑えたい方
- いかにもかけてきましたという感じが好きじゃない方
- 定期的に髪型を変えたい方
今回は縮毛矯正とストレートパーマの違いを解説してみました。
今回の記事が矯正かストレートどちらにしようか悩んでいる方、
はたまた縮毛矯正とストレートパーマって何が違うの?という方の参考になればうれしいです(*´﹀`*)
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